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    バーチャルインフルエンサーとは?最新ランキングや日本・韓国・欧米の特性を紹介

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    近年、SNSやデジタル広告の領域で注目を集めているのが「バーチャルインフルエンサー」です。CGやAI技術によって生み出された、実在しない存在でありながら、多くのフォロワーを抱え、企業とのコラボレーションでも大きな成果をあげています。

    国内では「imma」、韓国では「APOKI」などのバーチャルインフルエンサーが有名ですが、国や文化によって特性が異なる点も興味深いポイントです。実際のタレントとは異なり、炎上リスクを抑えながらブランドの世界観に沿った発信ができる点から、多くの企業や広告主がその可能性に注目しています。

    本記事ではバーチャルインフルエンサーに関する基礎知識や注目の事例、活用時のポイントについて、国内外の最新情報を交えながらご紹介します。

    目次
    1. バーチャルインフルエンサー・AIインフルエンサーとは?
    2. 【最新版】人気バーチャルインフルエンサーランキング
    3. バーチャルインフルエンサーが企業に選ばれる理由
    4. 日本・韓国・欧米で異なるバーチャルインフルエンサーの潮流
    5. バーチャルインフルエンサー起用の注意点と今後の展望
    6. バーチャルインフルエンサーを活かすために押さえておきたいこと

    バーチャルインフルエンサー・AIインフルエンサーとは?

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    バーチャルインフルエンサーとは、CGやAI技術を用いてつくられた“実在しない”インフルエンサーのことを指します。

    現実には存在しないものの、InstagramやYouTube、X(旧Twitter)上などで実在の人物のように活動しており、ファッションモデルやタレント、アーティストとして企業とタイアップを行うケースもあります。

    なかにはAI技術によって自然なコミュニケーションを取れるタイプも存在し、それらは「AIインフルエンサー」とも呼ばれます。

    近年、企業によるプロモーションへの起用が増えている理由のひとつに、プライベートが存在しないため炎上やスキャンダルなどのリスクを回避しやすい点が挙げられます。

    自律的なAIや複数人による管理体制であれば、発言内容を精査・調整しやすく、ブランド毀損のリスクを抑えられるためです。

    また、ブランドや施策に合わせてビジュアルや世界観を設計できるため自由度が高く、統一感のあるプロモーションを展開しやすいという特長もあります。

    バーチャルインフルエンサー市場は2024年から2032年にかけて、年平均成長率(CAGR)23%と大幅な拡大が見込まれています。

    InstagramやTikTokなど主要なソーシャルメディアの利用拡大により、ファッションやエンタメ領域を中心に、世界中で企業によるプロモーションやマーケティング活動が活発化しているのです。

    たとえば、韓国発のバーチャルインフルエンサーAPOKIは多様性や個性を表現しながら、グローバルな音楽活動を積極的に展開しています。

    日本発のimmaは、国内外のファッション・アート系ブランドとのコラボレーションを重ねており、アジア圏を中心に影響力を広げているのが特徴です。

    アジア太平洋地域では技術開発の進展や文化的背景も相まって市場が活発に成長しており、こうした動きは北米や欧州にも広がっています。

    参照:グローバルインフォメーション「バーチャルインフルエンサー市場:現状分析と予測(2024年~2032年)」

    【最新版】人気バーチャルインフルエンサーランキング

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    国内外で活躍するバーチャルインフルエンサーの中から、主にYouTubeのチャンネル登録者数とInstagramなどのSNSフォロワー数をもとに、注目度の高いキャラクターをランキング形式で紹介します。

    バーチャルインフルエンサーは単なるCGキャラクターではなく、それぞれが明確な戦略や個性をもとに設計されており、マーケティングにおいて存在感を高めています。

    なお、SNSプラットフォームごとにフォロワー数に差があり、グローバルとローカルで人気の傾向が異なる点もふまえてご覧ください。なお数値はいずれも2025年8月時点のものです。

    1位:Lil Miquela(リル・ミケーラ)|アメリカ

    総フォロワー数:約580万人

    音楽活動を行うほか、ファッションブランドのPRADAとの協業で注目を集めています。バーチャルインフルエンサーの先駆けといわれており、現実と見紛うリアルなビジュアルとキャラクター性でグローバルな支持を獲得し続けています。

    2位:APOKI(アポキ)|韓国

    総フォロワー数:約476万人

    うさぎの耳が印象的なキャラクターデザインで、K-POPシーンを軸にグローバルな音楽活動を展開しています。リアル志向というよりもアニメ寄りのビジュアルが特徴で、親しみやすさが人気です。

    3位:imma(イマ)|日本

    総フォロワー数:約85万人

    ピンクヘアがトレードマークの日本発のバーチャルインフルエンサーです。国内外のファッション・アート系ブランドと数多くのコラボ実績を持ち、アジア圏を中心に影響力を拡大しています。

    4位:Noonoouri(ヌーヌーリ)|ドイツ

    総フォロワー数: 約50万人

    ハイファッションブランドとの関係性が深く、2023年にはレコードレーベルと契約し、音楽活動も開始しています。ヴィーガンやファーフリーといった強い思想とビジュアルでファッション業界から高い評価を受けています。

    5位:Shudu(シュドゥ)|イギリス

    総フォロワー数:約24万人

    「世界初のデジタルスーパーモデル」として知られ、女性歌手リアーナが立ち上げた化粧品ブランド「Fenty Beauty(フェンティ ビューティー)」のモデルを務めたことで一躍話題になりました。圧倒的なビジュアルクオリティでファッション誌にも登場しています。

    6位:Kyra(カイラ)|インド

    総フォロワー数:約24万人

    インド発のバーチャルインフルエンサーです。Z世代に響くファッションやライフスタイル提案が支持されています。

    7位:Bermuda(バミューダ)|アメリカ

    総フォロワー数:約21万人

    強気で個性的なキャラクター性が特徴です。リル・ミケーラと同じ企業が制作しているため、ツーショット写真なども多く、あわせて注目を集めています。

    8位:ROZY(ロジ)|韓国

    総フォロワー数:約17万人

    韓国で初めてバーチャルインフルエンサーとして誕生しました。AIによる人格設計がなされており、美容・アパレル業界を中心に多くのタイアップを行っています。テレビCMにも出演するなど、リアルな芸能活動にも広がりを見せています。

    9位:Maya(マヤ)|インド

    総フォロワー数:約16万人

    インドのファッションECサイト「Myntra(ミントラ)」が手掛けたバーチャルインフルエンサーです。ボディポジティビティやメンタルヘルスなど、現代社会の課題に寄り添うテーマを取り入れた発信が特徴です。

    番外編:GU「YU(ユウ)」|日本

    2020年にGUが発表したバーチャルヒューマンです。「身長158cm。彼女が、ファッションを、もっと自由にする。」をコンセプトに、リアルな女性像をもとに開発されました。

    YUは、ルッキズムに疑問を抱く人が増えた時代背景を受け、バーチャルでありながらリアルさを追求。ユーザーの共感を促すために、さまざまな体型に変化しながらコーディネートを提案していました。(2025年現在は活動終了している可能性があります)

    参照:PR TIMES「~身長158cm。彼女が、ファッションを、もっと自由にする。~ バーチャルヒューマン「YU(ユウ)」誕生

    バーチャルインフルエンサーが企業に選ばれる理由

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    バーチャルインフルエンサーは、企業にとってリスク回避と高いコントロール性の両面で大きな利点を持ちます。まず、実在の人物ではないため私生活に起因する炎上リスクが低く、ブランドイメージの毀損を避けやすい点が魅力です。

    また、ビジュアルや発言内容、行動などをすべて設計・調整できるため、各ブランドの世界観やマーケティング方針と高い親和性を実現します。

    AIや複数人で運用する体制により、柔軟なスケジュール管理や長期契約も可能です。くわえて、言語や文化を調整することで、国境を越えた活用にも適しています。これらが、バーチャルインフルエンサーが企業に選ばれる理由です。

    日本・韓国・欧米で異なるバーチャルインフルエンサーの潮流

    バーチャルインフルエンサーは、展開される地域によってそのキャラクター性や活用方法に違いが見えます。

    日本のバーチャルインフルエンサー

    リアリティを重視し、日常に寄り添ったライフスタイルを発信する傾向があります。immaや17歳の女子高生で会話ができるSayaのように実在しそうな造形が好まれ、高感度なファッションやアート系プロモーションが主流です。

    参照:Saya公式X

    韓国・アジアのバーチャルインフルエンサー

    K-POPやコスメ業界との連携が多く、APOKIやROZYのように音楽と動画を組み合わせたキャラクターの演出に長けています。スター育成の土壌が醸成しているため、カルチャーやビジュアル表現に敏感な層からも支持を得やすいです。

    欧米のバーチャルインフルエンサー

    リル・ミケーラに代表されるように、多様性や社会的メッセージを積極的に発信するスタイルが特徴です。ポリティカル・コレクトネスを意識した企業とのコラボや、セレブ的な演出が多く見られます。

    バーチャルインフルエンサー起用の注意点と今後の展望

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    バーチャルインフルエンサーの活用には課題や注意点がある一方で、技術進化による今後の可能性も広がっています。

    バーチャルインフルエンサーの課題

    「中の人」の存在が透けて見えると、バーチャルであることの意味が薄れたり、設計したイメージが損なわれる懸念があります。

    また、実在のタレントに比べ、感情や共感性の演出に限界があると感じられる懸念もありますが、技術の進展により改善が進んでいます。

    たとえば日本発のバーチャルインフルエンサーimmaについては、むしろその点を逆手に取って、人間以上の共感性を生むことに挑戦しています。

    参照:IP mag「国境を越えるバーチャルヒューマンimma(イマ)プロデューサーSara Giusto

    ただし、制作や運用にはスピード感と多くの知見が求められ、それに見合ったコストもかかります。事前の体制づくりが重要だといえるでしょう。

    バーチャルインフルエンサーを運用する際の注意点

    AIを活用する場合、著作権・肖像権の扱いに気をつける必要があります。表現面ではジェンダーや人種などにおいて倫理的配慮が求められ、多様なユーザー層に向けた、世界観やキャラクター設定のブレを防ぐ運用方針の統一が成功の鍵となります。

    バーチャルインフルエンサーの今後の可能性

    AIなど技術の進化により自律的な活動が可能となり、広告だけでなくブランドキャラクターやナビゲーター的な役割も期待されています。さらに教育や自治体、観光業など市場や技術の発展とともに活用領域は拡大すると見込まれています。

    バーチャルインフルエンサーを活かすために押さえておきたいこと

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    バーチャルインフルエンサーは、SNS時代の新たな“顔”として注目を集めています。世界中の企業が起用を進め、日本のimmaや韓国のROZYといったキャラクターも多くのブランドとタイアップしています。

    フォロワー数や人気ランキングは今後も変動が予測されるため、常に最新動向に目を向けることが重要です。自社ブランドや商材との親和性、ターゲット層との相性を見極めながら、戦略的に取り入れていくことが成功のポイントです。

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