IP活用
アナウンサーをキャスティングすれば、イベントや式典における司会進行のクオリティ、広告や講演の信頼感をさらに高められるでしょう。
しかし、アナウンサーを起用する手順や費用相場がわからない方は多いのではないでしょうか。
本記事では、フリーアナウンサーにイベントや広告、講演への出演や登壇を依頼する手順について解説します。
タレント×マーケティングで
成果を最大化
アナウンサーのキャスティングとは、アナウンサーに、テレビ番組はもちろんイベントや式典の司会、あるいは広告への出演、講演会の講師などを依頼することを指します。
特に企業の式典や新商品発表会では、独立して活動するフリーアナウンサーを起用するケースが多く、テレビ局やラジオ局にとらわれることのないフリーアナウンサーはさまざまなシーンで活躍しています。
製品や企業、ブランドと相性のいい方を選ばないとプロモーション効果が半減してしまう可能性もあるため、キャスティングはブランディングに関わるといってよいでしょう。
アナウンサーを起用するうえで、まず検討したいのは、局アナウンサーかフリーアナウンサーのどちらに依頼するかです。
局アナウンサー | フリーアナウンサー | |
---|---|---|
所属 | テレビ局やラジオ局 | 芸能プロダクション・個人(フリー) |
活動範囲 | 主に所属しているテレビ局やラジオ局の番組、またそれに付随した内容 | あらゆるテレビ局・ラジオ局の番組にくわえ、イベントの司会や講演など |
スケジュール | 所属する局の業務を優先 | 都度柔軟に対応 |
一般企業のイベントや式典においてアナウンサーを起用したい場合、基本的にはフリーアナウンサーから選ぶ必要があります。
企業イベントの司会や広告ナレーション、講演などにアナウンサーを起用すれば、参加者や視聴者からの信頼感を高められるでしょう。ここでは、アナウンサーをキャスティングするメリットを3つ紹介します。
アナウンサーは決まった時間内に伝えるべきことを正確に伝えて、番組やイベントの進行をするプロでもあります。企業イベントの司会に起用した場合は、プログラムの流れを把握し、時間配分も調整しながら円滑に進めてくれるでしょう。
実績のあるアナウンサーであれば、想定外のトラブルが起きても臨機応変な対応を相談しやすいため、万が一の際にも安心です。
特に企業イベントや大型セミナーでは、登壇者や情報量も多く、予定されていた時間どおりにスムーズに進むかどうかということ自体がイベント全体の印象を大きく左右するでしょう。
アナウンサーは、日々ニュースや情報番組などで“情報を的確に・わかりやすく伝えるプロ”としての信頼を積み重ねている存在です。
そのため、企業イベントや広告、講演などにアナウンサーを起用すると、発信するメッセージに説得力や安心感が生まれるという大きなメリットがあるでしょう。
たとえば新製品発表会や記者発表、企業の周年イベントといった場では、「企業として信頼できる」「誠実に取り組んでいる」という印象を受け手に与えやすくなります。
さらに、プロモーション動画などのナレーターとして起用する場合も、声のトーンや抑揚のつけ方によってブランドイメージを上品かつ落ち着いた印象に演出できる点も魅力です。
アナウンサーは発声・発音のトレーニングを積んでいるため、聞き取りやすく安心感のあるトークを期待できます。たとえば以下の企画において、よりクオリティを高めることができるでしょう。
正しい発声・発音と正確な読み上げにより、難解な専門用語なども聞き間違いを最小限にでとどめられるでしょう。イベントや広告の信頼感や理解度にも直結するため、さまざまなシーンにおいてアナウンサーをキャスティングすることは、大きなメリットがあります。
アナウンサーは、幅広い場で起用されています。以下をご覧ください。
イベントなどの司会進行も広告や講演会に出演・登壇する際も、共通して求められるのは信頼感というケースが多いです。ブランド力を重視する企業にとって、アナウンサーはさまざまなシーンで必要となることがわかるでしょう。
フリーアナウンサーをキャスティングする方法として、主に以下の4つが挙げられます。
キャスティング会社に依頼すれば、起用内容や予算に応じて、アナウンサーの選定から任せられます。
メリット
デメリット
キャスティング会社に依頼すれば、アナウンサーを起用するノウハウがない企業も、依頼内容に合った人材を選出できます。起用にあたって複数の候補を提案してもらえる場合もあるため、比較検討しながら起用するアナウンサーを決めたい会社におすすめの方法です。
おすすめのキャスティング会社については、こちらの記事をご覧ください。
起用したいアナウンサーが決まっている場合は、所属する事務所やマネジメントオフィスに直接問い合わせて依頼することも選択肢のひとつです。
メリット
デメリット
フリーアナウンサーの多くは芸能事務所に所属、あるいはマネジメントオフィスと契約しています。アナウンサー本人やマネジメントスタッフと直接やりとりできるため、円滑な進行を重視したい場合に向いている起用方法です。
ただし、これまで一度もコンタクトを取ったことがない場合は、まったく一から芸能事務所やマネジメント担当者と関係値を築くのはなかなか難しいでしょう。
事務所などに所属せず活動しているアナウンサーを起用したい場合は、DMなどで直接連絡してキャスティングする方法もあります。
メリット
デメリット
直接契約内容などを本人と交渉、確認できるのは大きなメリットですが、そもそも関係性の低い相手であれば個別にコンタクトを取ること自体が難しいため、芸能人の起用に不慣れな企業では現実的ではないでしょう。
キャスティングの手軽さを重視したいのであれば、タレントサブスク「Skettt(スケット)」の活用がおすすめです。タレントサブスクとは、アナウンサーをふくむ著名タレントの写真や動画素材を定額で自社広告などに活用できるサービスのこと。
Sketttにはアナウンサーも多数登録されており、しかもただ素材を活用できるだけでなく、企業ごとに適したマーケティング戦略を提案するサポートも備わっているので、芸能人を初めて起用する企業も気軽に任せられるでしょう。
メリット
デメリット
最短契約期間は1か月なので、まず単発でトライしてみるのもよいでしょう。
フリーアナウンサーを依頼する際には、費用の相場を確認しておくことも大切です。依頼内容によって変わるため、内訳もあわせて確認しておきましょう。
アナウンサーに司会進行や講師、ナレーターを依頼する費用相場は5万円からといわれています。詳細は以下をご覧ください。
依頼内容 | 費用相場 |
---|---|
イベントの司会進行 | 5〜10万円以上 |
CM出演 | 8〜10万円以上 |
ナレーション収録 | 5〜10万円以上 |
講師 | 5〜10万円以上 |
起用内容だけでなく、拘束時間にも応じて費用は変動します。また、キャスティングしたいアナウンサーの知名度や実績などよっても異なるため、人気の高い元局アナウンサーなどを起用したい場合はさらに高額になる場合もあるでしょう。
キャスティング料に加えて、交通費など別途費用がかかる場合もあります。
コストを抑えたい場合は、イベント現地近隣で活動するフリーアナウンサーを起用するなどの方法が挙げられます。また、ぜひ月額10万円〜ご利用できるSketttの導入もご検討ください。
アナウンサーをキャスティングする際は、単に知名度の高い方を選ぶのではなく、目的や内容に応じた方を選ぶことが大切です。アナウンサーの選び方のポイントを3つご覧ください。
依頼したい内容に応じてイメージに合ったアナウンサーをキャスティングする必要があります。
たとえば、若年層向けの動画出演ではカジュアルな話し方、権威性のある製品を紹介する場面では清潔感と信頼感を与えられる話し方など、それぞれ求めるイメージ像があるでしょう。
求められるイメージ例
相性の良いアナウンサーを選ぶためにも、過去の出演実績や映像を確認して、ミスマッチを防ぎましょう。
キャスティング交渉の前に、依頼内容のほかに以下の情報を整理しておくと、打ち合わせがスムーズです。
条件が不明確なままでは、依頼者とアナウンサー側で認識のずれが生じ、トラブルにつながりかねません。予算は拘束時間や依頼内容によっても変動するからこそ、可能な限り事前に明確にして共有しましょう。
登壇するイベントや出演する広告の完成度を高めるため、アナウンサー本人が事前の打ち合わせやリハーサルに参加できるかどうかも確認しておくことが大切です。
場合によっては、多忙でイベント当日しかスケジュールを確保できない、または、打ち合わせやリハーサルに別途費用がかかる場合もあります。事前に対応できるかどうか確認しておくと、安心して当日を迎えられるでしょう。
フリーアナウンサーをキャスティングする際に注意しておきたいことを3つ紹介します。
人気や知名度の高い、あるいは実績の多いアナウンサーほどスケジュールが埋まりやすいため、予定は早めに確保しましょう。
特に年度末や年度初め、イベントシーズンは起用需要が集中することも想定されます。そのため、余裕を持ってスケジュールを確保しましょう。
アナウンサーに本来の力を発揮してもらうには、事前に内容詳細を把握してもらう必要があります。そのため、進行台本や当日読んでもらう原稿などは決まり次第、共有しましょう。
特に以下の内容を伝えておくことが大切です。
情報は可能な限り詳しく共有しておくことで、誤読や進行の滞りを防げます。
大規模・長時間のイベントを開催する際は、アナウンサー1人だけでは負担が大きい可能性もあります。そのため、サブ司会やアシスタントも起用して、複数人による司会進行を依頼することもおすすめです。
中規模〜大規模イベントの場合は、複数人起用することで、より臨機応変かつ円滑な進行を任せられます。司会陣の会話形式での進行など対応の幅も広がるため、イベントの性質や規模に合わせて2名以上のキャスティングも検討しましょう。
目的に応じてアナウンサーを起用することは、自社の信頼感やブランドイメージの向上につながります。司会進行やナレーション収録、講演など幅広いシーンで需要があるため、余裕のあるスケジュールを組んで依頼するようにしましょう。
依頼する際は、企画の趣旨や内容を明確にしておくことが大切です。前もってスケジュールを確保するとともに、綿密な打ち合わせと情報共有をしておくことで、認識の齟齬を防ぎ、企画を成功させましょう。
アナウンサーの起用を検討しているのであれば、月額10万円〜利用できるタレントサブスク「Skettt」もおすすめです。アナウンサーをふくむ5,000名以上もの著名人の中から自社のプロモーション企画に合った人材を選んでキャスティングできます。
サービス資料
ダウンロード
この記事の関連タグ
Copyright © 2024 Wunderbar Inc. All Rights Reserved.
IP mag